日頃よりEDGECAMをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
本日、NewバージョンEDGECAM 2023.1をリリースいたしましたことを皆様にお知らせします。

DESIGNER Companion
DESIGNER Companionをご使用のユーザー様にご連絡です。DESIGNER＞CAM送信を使用される場合は、DESIGNERを2023.2にバージョンアップしていただきますようお願いします。不明な点がありましたら、各サポートまでお問い合わせください。

カスタマーポータルからのダウンロード
本日8月25日、カスタマーポータルからのEDGECAM 2023.1のインストーラーダウンロードが可能となりました。カスタマーポータル＞ダウンロード＞ソフトウェア＞EDGECAM、へアクセスしていただきダウンロードをお願いします。
カスタマーポータルへのアクセスは、こちらをクリックしてください。
EDGECAM 2023.1.2331 フルインストールキット
尚、カスタマーポータルへのアクセスには、アカウントの登録が必要となります。

EDGECAM 2023.1 新機能ハイライト

ミリング- 3つ目の回転軸の対応
3つ目の回転軸を含むミリング加工機のサポートを追加しました。2つの回転ヘッド軸（垂頭または直交）と1つの回転テーブル軸をサポートしています。
・テーブルがYを中心に回転する横型加工機
・テーブルがZ軸を中心に回転する縦型加工機
上図は、テーブル上の頭軸にB軸とA軸があり、縦型の直交加工機の構成例となります。


面取り – ボールエンドミル許可
面取りとバリ取りのボールエンドミルに対応するため、面取りサイクルを改善しました。
このサイクルは、接触点と先端オフセットが使用できないことを除いて、面取りツールの場合と同様に機能します。ボールエンドミルの接触点は50%に設定されています。


穴あけサイクル – 回転穴の治具干渉チェック
治具の干渉チェックは、以前は平面の穴に導入されていましたが、回転穴に対しても機能するようになりました。
この機能は、治具の更新コマンドの一般タブにある 治具の干渉チェックオプションを選択することで有効となります。


溝入れ・仕上げ – 工具インサートと同じ幅の溝をカット
溝幅と等しいインサート幅の工具を使用して溝を切削するため、仕上げ溝サイクルの一般タブの仕上げ前の突き加工に、工具幅の溝・ブレイク増分・ドウェル最小回転数オプションを追加しました。

「製造業において納期短縮とコスト削減は常に求められる課題ですが、いかにそれを実現するかは重要なポイントとなります。CADCAM・AI・自動化といったテクノロジーの活用は、その鍵となる要素です。今回は、このテクノロジーが納期短縮とコスト削減にどのように貢献するかについて探っていきましょう。

CADCAMとは何か？

CADCAMとは、コンピュータ支援設計（Computer-Aided Design）とコンピュータ支援製造（Computer-Aided Manufacturing）の略称です。設計から製造までの工程をコンピュータ上で一元管理することで、生産性の向上や品質向上が図られます。

加工工程の自動化がもたらすメリット

CADCAMを導入することで、加工工程の自動化が可能となります。具体的には、CADデータからCAMデータを生成し、機械による自動加工を行うことができます。これにより、以下のようなメリットが得られます。

 
• 作業時間の短縮：従来の手作業に比べ、機械による自動加工は高速かつ正確です。作業時間の短縮により、納期の短縮が可能となります。
 
• 品質向上：機械による自動加工は一貫性があり、人的ミスやばらつきのリスクを減らすことができます。品質の向上につながります。
 
• 生産性の向上：自動化により、従来の製造方法では難しかった高度な形状や複雑な加工も可能となります。生産性の向上につながります。

AIの活用がもたらす効果

AI（人工知能）は、製造業においても重要な役割を果たしています。AIの活用により、以下のような効果が期待できます。

 
• 生産計画の最適化：AIはデータ解析や予測が得意であり、生産計画の最適化をサポートします。需要予測や在庫管理など、効率的な生産計画を立てることができます。
 
• 品質管理の向上：AIは大量のデータを瞬時に分析し、異常を検知することが可能です。生産ライン上での品質管理を向上させることができます。
 
• 故障予測とメンテナンス：AIは機械の故障予測やメンテナンス計画の最適化にも活用されます。機械の異常を事前に検知し、計画的なメンテナンスを行うことで、生産の停止を最小限に抑えることができます。

早いもので、2023年も折り返しです。早いと言えば最近、AI（人工知能）に関連する話題が世間をにぎわせています。AIの進化は目覚ましく、私たちの日常生活や社会全体に大きなインパクトを与えています。今回は、最近のAIに関する話題についてご紹介します。

1. 自動運転技術の進歩
   自動運転技術は、AIの進化によって大きな進歩を遂げています。最近の話題としては、自動運転車が実際の道路での試験走行を行っていることが挙げられます。AIが搭載された自動車は、センサーを通じて周囲の状況を判断し、適切な判断と操作を行います。これにより、交通事故のリスクを減らし、交通の効率性を向上させることが期待されています。
   
2. AIによる医療の進歩
   AIは医療分野でも大いに注目を集めています。最近の話題としては、AIを活用した診断支援システムや治療プランの開発が進んでいることがあります。例えば、AIが画像データを解析し、がんや他の疾患の早期検出を支援することが期待されています。また、AIは大量の医学データを処理し、病気の予防や治療の最適化に役立つことができます。
   
3. AIと雇用の未来
   AIの進化は、労働市場にも大きな変化をもたらす可能性があります。最近の話題としては、AIによる自動化が進んでいることが挙げられます。一部の作業や業務がAIに置き換えられることで、一部の雇用が失われる可能性もあります。しかし、同時に新たな雇用の創出や仕事の変革も期待されています。AIがルーチン的な作業を担当する一方で、人間の持つ創造性や対人スキルが求められる仕事が増えると考えられています。
   
4. AI倫理と社会的影響
   AIの進化には、倫理的な問題や社会的な影響も伴います。最近の話題としては、AI倫理やプライバシーの問題が注目されています。AIは大量のデータを解析し、個人の情報や行動パターンを把握することが可能です。これにより、個人のプライバシーが侵害されるリスクが存在します。また、AIが自律的な判断を下す場合には、倫理的な判断基準をどのように設定するかという問題も浮上しています。
   
   一部の研究者や専門家は、AIの進化に伴い、人間の労働価値や社会的地位に影響が出る可能性を指摘しています。AIによって多くの業務が自動化されることで、一部の人々は雇用の機会を失う恐れがあります。また、AIが人間の判断を上回ることがあるため、個人の自由や意思決定に対する影響も懸念されています。
   
   このようなAIの倫理的な問題や社会的な影響に対処するため、倫理規範や規制の整備が進められています。AIの設計段階から倫理的な考慮が行われるべきであり、透明性や責任の明確化が求められています。さらに、AI技術の利用においては、社会的な影響を最小限に抑えるための様々な対策が模索されています。
   
   AIの進化は、私たちの社会に大きな変革をもたらしています。自動運転や医療分野での活用は、私たちの生活の質を向上させる可能性を秘めています。一方で、倫理的な問題や社会的な影響への対応も重要です。私たちは、AIの進化を積極的に受け入れながら、その影響を管理し、より良い未来を築くための取り組みを続ける必要があります。